普段生活している中でお客様の疑問や、お互いが気持ちよく生活するためのマナーなどをご紹介します。
上階の生活音で苦情に名るケースがあります。
音の捉え方には個人差があり、遮音性能が向上している最近のマンションでも床や壁を隔てての生活環境では、騒音問題を0(ゼロ)にするのは非常に難しいことです。
住戸ごとに家族構成も違えば、生活サイクルも様々です。
ご自分では「この程度だったら大丈夫」と思っていてもご近所には以外と大きな音(騒音)に聞こえることもあります。
住人の皆様、一人ひとりの少しずつの注意で快適な環境づくりを心掛けましょう。
特に、夜間の掃除機・洗濯機・TV音量などの生活音には注意しましょう。
ペットは共用部内では歩行させないのがルールです。
バルコニー等で給餌、排尿、排便、ブラッシング、抜け毛の処理、遊ばせる行為を行うことは禁止されています。
また、エレベーター、廊下等の共用部分等では、必ず動物を抱きかかえるか、ケージに入れましょう。
ペットが苦手な方もいらっしゃいます。
飼育マナーを心掛けましょう。
殆どのマンションは共用部内は禁煙となっています。
火災防止やマンションの保全のため、エントランス、廊下、バルコニー等、共用部内は禁煙です。
住人の皆さんが快適に暮らせる生活環境をつくりましょう。
緊急時には避難経路となる場合があります。
バルコニーの手すり(外壁)に布団を干すと強風等で落下することがあり、通行人に被害を与える恐れがあります。
マンションの美観を損ねないためにも、布団は内側に干すルールとなっています。
また、殆どのマンションでは、非常時の避難経路になっておりますので、避難の妨げになる大きな倉庫・造作物・物品等の設置及び放置は禁止されています。
物を置くことに制限を受ける場合があります。
ポーチやアルコープは、日常の通行の邪魔となったり、災害時の避難経路として機能が低下しないよう、物を置くことに制限を受けます。
これが守られない場合、消防署から避難経路確保不備で警告を受ける場合があります。
美観を損ねることは、資産価値の低下にもつながりますので、綺麗に保つことを心掛けましょう。
電動自転車等、重量に対応できない場合があります。
決められた場所以外への駐輪は他の方の迷惑になります。
美観を損ねないようルールを守りましょう。
また、2段式の駐輪機には重量制限があります。
チャイルドシート設置した状態での駐輪や電動自転車等の重量に対応できない場合がありますので、対応重量の確認をお願いします。
設置台数により希望通り使えない場合があります。
駐車場区画以外への駐車は、車や歩行者の通行の妨げになり、事故発生の原因にもなります。
住民皆様の安全確保と事故防止のため、駐車場の利用ルールを守りましょう。
また、駐車場には、車体サイズ・車両重量の制限があり、どちらか1つでも制限を超えるお車は、安全管理上、駐車することができませんので、駐車場ご利用申込、お車購入の際はご確認をお願いします。
一番の対策は住人同士が顔見知りになることです。
空き巣や泥棒は、犯行を行おうとする場所の近隣住人に「こんにちは。」と声をかけられると、「顔を覚えられた!?」「部外者と認識された!?」という犯罪者心理が働き、犯行をあきらめると言われています。
防犯カメラ等のハード面の防犯対策も大切ですが、日頃から声を掛け合うコミュニティは、より強力な防犯対策になります。
理事長、副理事長、理事、監事等ですが、組合によっては書記担当理事、会計担当理事等を設ける場合もあります。
理事会には理事会の承認を得て、役員以外の方も出席することは出来ます。
理事会にて意見を述べることは出来ますが、採決には参加できません。
総会は管理費、修繕積立金等の改定、共用部の修繕等マンション内の様々な案件を区分所有者全員で議論をして決議を行う場所で、管理組合の最高意思決定機関です。 総会には毎年1回新会計年度開始以後、管理規約にて定められた期間内に招集しなければならない通常総会と必要な場合に召集できる臨時総会があります。
理事会は役員のみで行う集会で、毎月定例で行うところもあれば、問題のあるときだけ開催するところもあり、組合によって年間の開催回数等はまちまちです。総会の議案を検討するのも理事会ですが、総会では議案として提示された事項しか決議できないのに対し理事会では事前に予定していない案件についても協議することが出来ます。
標準管理規約では以下の事項が理事会の決議事項になります。
詳しくはお住まいのマンションの管理規約をご覧下さい。
1. 収支決算案、事業報告案、収支予算案及び事業計画案
2. 規約及び使用細測等の制定、変更又は廃止に関する案
3. 長期修繕計画の作成又は変更に関する案
4. その他の総会提出議案
5. 第17条に定める承認又は不承認
6. 第67条に定める勧告又は指示等
7. 総会から付託された事項
役員は1名のみですが、理事会の承認を得て、現に居住する配偶者及び成人した一親等以内の親族にその業務を代理させることができるとしている規約もあります。お住まいのマンション管理規約をご確認下さい。
売却、転勤などに伴い役員に欠員が生じたときは、理事会で選任補充できるものとし、通常、その役員の任期は、前任者の残任期間となっていますが、組合によって異なることありますので、お住まいのマンション管理規約をご確認下さい。
法人の場合は役員か従業員が役員になっていただきます。
共有名義の場合、夫婦の場合などはどちらが総会に出席し議決権を行使するか決めてもらいます。
管理規約にて「組合員のほか、理事会が必要と認めた者は、総会に出席する事ができる。」と定められております。また、賃借人の場合は、「区分所有者の承諾を得て専有部分を占有する者は会議の目的につき利害関係を有する場合には、総会に出席して意見を述べることができる。
この場合において、総会に出席して意見を述べようとする者は、あらかじめ理事長にその旨を通知しなけれべならない。」と定められております。
いずれも総会にて意見を述べることは出来ますが、採決には参加できません。
夫婦で出席することは問題ありませんが、総会における発言、採決については、区分所有者のみとなります。
理事会で協議して決定します。通常総会の場合は、年度の業務執行状況及び決算報告、新年度の予算案、新年度の役員等の議題が代表的な議題となります。その他、審議を要する事項が議題となります。
理事会に対し、要望書を提出してもらいます。また、理事会で否決された案件については組合員が組合員総数の5分の1以上及び管理規約に定める議決権総数の5分の1以上に当たる組合員の同意を得た場合、臨時総会を招集することができます。
総会の案内に添付されている委任状か議決権行使書を提出してもらいます。委任状の場合は、誰に委任するか記載していただきます。議決権行使書の場合は、各号議案の賛成か反対に○をしてもらいます。どちらにも記載の無い場合は、棄権とみなされます。
「規約により総会において決議をすべき場合において、組合員全員の承諾があるときは、書面又は電磁的方法による決議をすることができます。
但し、電磁的方法による決議に係る組合員の承諾については、あらかじめ、組合員に対し、その用いる電磁的方法の種類及び内容を示し、書面又は電磁的方法による承諾を得なければならない。」とあり、全員の合意があれば、書面での決議は可能ですが、単にアンケートで集計しただけでは、決議は出来ません。